こんにちは、ぽにあ(@poniashikaku)です!
今回は囲碁のおすすめ本の紹介です。
ヨセの本です。
囲碁の終盤において、大きいところからヨセていかなければいけないのは頭ではわかっていても実際にやるのはとても難しいです。
というのも、ヨセの大きさを判断するのが難しいからです。
しかし逆に言えばヨセの大きさを知ってしまえば、自分が得をしながら終盤を進めていくことができます。
今回は大きなヨセを覚え、ヨセの考え方も身につけることができる一冊をご紹介します。
難解な変化などは特に出てこないので級位者の方にもおすすめです。
もちろん有段者の方も勉強になると思います。
ちなみに僕はアマチュア4段程度の棋力です。
今回紹介するのは、「ひと目でわかる大ヨセ事典」です。
ヨセというと「何目の何分の一」などの細かい計算で頭が痛くなるようなイメージもありますが、この本では★1つを約5目と換算して★の数でヨセの大きさをおおまかに表しています。
例えば、下のような形
ここから黒がヨセていく手
この手は★★★★★★です。
つまり約30目です。
★で表しているので厳密には細かい誤差はあるかもしれませんが、大事なのは★★★★★★のヨセがあるのに★★や★のヨセを打たないようにすることです。
最初から細かい計算を考えるより、まずはおおまかな大きさを知ることが大事です。
この本では、上の画像のような頻出のシチュエーションでのヨセの大きさを★の数で示していて、それぞれ解説もついているのでとてもわかりやすいです。
二線のハイだったり、
トビ込みだったり、
サガリだったり、
このように実戦でよく出てくるヨセの大きさを★の数で表して解説もしてくれています。
また、終わりのページにはまとめとしてこの本に出てくるパターンをさらに細かく128パターンを★〜★★★★★★で大きさ順に一覧表にしているのでこれを眺めるだけでも優先順位がなんとなくわかってきます。
★が多い場所から順番に打っていくのが理想です。
僕もこの本を読んでから、細かいハネツギなど小さいところを打つ前にまずは大きいところからという考えになったので、意識がだいぶ変わったと感じました。
とても勉強になります。
なお、現在この本は「アマの知らない打ち込み対策事典」の内容とあわせて1冊にまとめて再発行されているので、こちらの方がおすすめです。
僕は再発行前にこの2冊を購入しているのですが、実際にかなり勉強になりました。
↓「アマの知らない打ち込み対策事典」についても記事を書いているので是非見てみてください!おすすめです!

なので、今発行されている本は1冊になってかなりお得だと思います。
是非読んでみてください!
では。
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