こんにちは、ぽにあ(@poniashikaku)です!
本日は囲碁のおすすめ本の紹介です。
囲碁の中で悩ましい要因のひとつである石の生き死。
今回は実戦で頻出の石の生き死に、死活の形をすっきり解決出来る1冊をご紹介します。
初段以上を目指す方なら必須の内容になっています。しかも実戦で即使えます。
ちなみに僕はアマチュア4段程度の棋力です。
今回紹介するのは、「新・早わかり死活小事典」です。
対局でよく出てくる死活がたくさん載ってるのでめちゃくちゃ実戦向きです。
では、この本に出てくる死活の問題を少し紹介します。
例えば、下のような形、
この白は生きているか死んでいるかわかりますか?実戦で出てきそうな形ですね。
正解は白から打てば白生き、黒から打てば白死です。
白からは急所に打つと
白生きです。
黒からは
ハネからの五目ナカデで白死です。
つまり自分が白の立場であれば1手いれて生きる必要がありますし、黒の立場であれば相手の石をとることができます。
もうひとつ例を挙げてみます。
この白は生きているか死んでいるかわかりますか?
正解は、生きています。黒から何を打たれても生きています。
例えば黒ハネから打ってみても、
白マガリで生きです。
いきなり黒ツケからいっても
白ハネて、黒ノビには白ツケて白生きです。
つまり、自分が白の立場であればもともと生きているので1手入れる必要はありません。また、黒の立場なら相手の石を取りにいくのではなく普通にヨセるのが正解です。
今回2つ死活の例を挙げてみましたが、この本ではこのようによく出てくる形を問題形式で勉強できます。
こういう死活はある程度記憶することが大事ですが、この本で繰り返し問題を解いていくことで自然と形を覚えていくのでおすすめです。
死活は初段を目指す人にとっては必須の内容です。
また、一合マスなど様々な変化がある形も紹介されているので初段以上の方も勉強になると思います。
僕も3回、4回、5回と繰り返し読んで、それが自分の引き出しになっているので実際の対局ですごく役に立っています。
初段以上を目指す方、死活の基本を確認したい方は是非。
では。
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